2012-10-22

アガサ・クリスティー/加藤恭平訳「検察側の証人」ハヤカワ文庫(474)ビリー・ワイルダーの映画を見てるので、そつちが頭にある。台詞の差異は不明だが、映画は基本的にこの戯曲そのまま。戯曲なので読むのに時間が掛からなかつた。二転三転するドンデン返しは面白い。もう一度映画を見たいと思つた。蛇足ながら、P80つまり第二部の始め、舞台配置図のNに勅選弁護士マイヤーズとなつてゐるが、登場人物の一覧ではマイヤーズ検事、勅選検事となつてゐるので誤植だらう。

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