2009-10-11

続けて津村秀介「時間の風蝕──こだま269号から消えた女」集英社文庫(223・used)を読んだ。解説が鮎川哲也だつたから。本の状態はあんまりよくなかつたけど、まあ、105円なら仕方ない。中身はまへに読んだのよりもずつと面白く読んだ。地味だけどね。殺人事件は解決したが、その動機になつた2億を超えるアノード板盗難の解明が足りないかもしれない。佐伯警部補の言ふ通り、それは確かに石川県警の事件だけど。

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