2006-04-13

17.考えるヒット

近田晴夫・文春文庫(used)
近田晴夫はハルヲフォンで「Come on Let's Go」と「電撃的東京」を持つてゐた。遠藤賢司の「東京ワッショイ」の頃、ムーンライダーズの「青空百景」の頃かな。和物は殆ど聞いてなかつたけど、ハルヲフォンはよかつたね。遠藤賢司も、勿論ムーンライダーズもだけど、特にハルヲフォンには歌謡曲の面白さを改めて教へて貰つた気がする。ここには1997年を中心にした日本のポップスについて屈託のない意見が書かれてゐる。好みが近いですね。ただ「はつぴいえんど」はオレにはフォークぢやなかつた。日曜日の昼頃のラジオでライヴを聞かしてた番組があつて、RCサクセションの「ぼくの好きな先生」(生ギターでやつてたバージョン)も聞いたし、「はつぴいえんど」の「春らんまん」も聞いた。これが結構へヴィーなライヴだつたね。オレもフォークはあんまりね。泉谷しげるはロックだらうな。RCサクセションはフォーク寄りだよね。曲よりも歌詞や歌ひ方が。この本には専門的な用語がかなり出て来る。一気に読んだけど、その辺がよく意味解んなかつた。楽器やる人は解ると思ふ。

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