2016-05-20

648.光る砂

佐野洋・講談社文庫(used)。2013年に亡くなつた佐野洋の連作短篇集。新興住宅地のタウン誌編集部を舞台にしてゐる。気楽に読めてミステリとしても充分に面白い。かういふ小説を書く人はいまゐるんだらうか。ユーモア・ミステリを書く人はゐるけど、思ひ浮かばない。内容には触れないが、余計な知識なんて要らない。ただ読めばいいんです、そのはうが面白く読める。

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