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50歳からの(ときどき)読書日記 Ⅱ
2018-01-19
736.刺客 用心棒日月抄
藤沢周平・新潮文庫。続きが読みたくて堪らない。中毒。半分は佐知のことを読みたい。解説の常盤新平が書いてるが、まさに佐知のことが読みたくて用心棒シリーズを読んでゐる。だから度重なる脱藩も多少は不自然だと感じても又八郎が江戸に出なければ佐知が登場しないんだからやむを得ない。P348、佐知は「私を、青江さまの江戸の妻にしてくださいまし」と言ふ。いいなあ、佐知は。続くシリーズ最終作「凶刃」は長篇で、しかも十六年後の話ださうだ。買つて読まねばならない。
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