2015-08-13

夜の来訪者

プリーストリー/安藤貞雄訳・岩波文庫(×2)。寝るまへになんとなく手に取つて、どんな話だつたかなあ、と読み始めたら、結局最後まで読んでしまつた。短い戯曲だし、人物も場面も限られてゐる。誰にもありさうな、どこかで誰かを傷つけてゐる、まあ、さういふ風に読んだ、階級とか、差別とか、さらには戦争とか、いろいろ込めてあるやうだけど。間違つてはゐないでせう。警部は本物か、寓意的な象徴か。

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