2014-07-17

573.坊つちやん

夏目漱石・kindle。ずうつとまへ、高校の頃に読んでゐるので再読扱ひにしようかと思つたが、折角kindleで読んだのだから数に入れる。因みにこれは新潮文庫で持つてゐる。いつ買つたものか書いてないし、いつ読んだのかも書き込んでないが、昭和四十六年九月十日の六十一刷だから、まあ高校時代で間違ひないだらう。しかし、これは同じものだらうか。なんだか短い気がするんだよなあ。話の内容は同じなんぢやないか、と思ふんだけど。一字一句比較するのは面倒だ。文庫の最初と最後の頁とkindleを比べてみたら同じ。文庫のはうは43字×18行で127頁、だから400字詰原稿用紙にすれば≒250枚。kondleは全部でNo.が2503といふ風に表示される。そのうちNo.3からNo.2477までが本文だから中身は差引2474、iPadの横表示だと28字×21行が基本なので、×2474は400字詰で3636.78枚、……をかしい、No.はページ数ではないんだ。なんだこれ?最初から調べるか。例の「親譲りの無鉄砲で」で始まる冒頭の頁を縦で表示し、画面を一度タッチすると下に、No.10/2503・1%と出る。先づこの意味は?行数?でもこの頁は最初の「一」を除いて13行ある。次の頁に移り同じくタッチするとNo.26/2503・2%。この頁は16行。足すと29行だから26つて何?更に次頁No.48/2503・2%。愈々わからん。No.数字が増えてゐるのに%が同じ。
面倒臭いからもうやめるが、これはもともと青空文庫で、無料で購入できる。

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