2013-09-04

545.しのぶセンセにサヨナラ

東野圭吾・講談社文庫。これも娘の本。買うたままで読んどらん本かて仰山あるし、読みさしかてあるねんで、なんで娘の本読まなあかんねん、と(怪しい大阪弁擬きで)ぼやきつつ、続きがあるなら読まずにはゐられない。6篇収録。ミステリとしても面白いけれども、会話が更に磨きがかかり吹き出してしまふほどだ。もつともつと続きが読みたいけれども、あとがきに「作者自身が、この世界に留まっていられなくなった」のだから我慢するしかない。解説にもあるが、しのぶセンセと新藤刑事、本間義彦の関係はどうなるのかとても気になるところだ。

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