2011-09-07

滝沢解・作/池上遼一・画「モッブ」HMBホーム社文庫・集英社(406・used)。最後にどんでん返しがある。結末から振り返ると、全体がやや強引な気もする。大阪府警の、親ツさんと呼ばれる刑事は過剰なデフォルメでは?銀八の実家の洗濯機に書かれた血の文字は誰がいつ書いたのか。静はいつどうやつてガスマンこと木村光男の素性を知つたのか。また静はその後どうなつたのか。終盤はちよつと文学的で読み難かつた。しかし、それでも池上遼一の絵は素晴らしい。

0 件のコメント: