2017-10-09

724.虚像の道化師

東野圭吾・文藝春秋(吉岡町図書館)。といふワケで、続けてガリレオを読んだ。サブ・タイトルみたいに「ガリレオ7」とある。これが7作目といふことか。長篇が3作(「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」「聖女の救済」かな)あつて、短篇集が「探偵ガリレオ」、「予知夢」「ガリレオの苦悩」で、これが7作目か。といふことはガリレオは最新の「禁断の魔術」を除いて凡て読んだといふことだな。確か、もともと湯川学は佐野史郎をイメージしてると、作者本人の発言だつたか、文庫のどれかの解説に書いてあつたと思ふが、最近は福山雅治が湯川役なので読んでゐて福山の顔がチラ付いて鬱陶しかつた。オレのイメージとは違ふんだよなあ、と言つて佐野史郎でもないし。第三章「偽装う」には救ひがある。

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