2016-08-07

656.いなか、の、じけん

夢野久作・Kindle。Kindleだけど実は青空文庫なので、もともと無料なのでせう。もしかしたら、hiko8さんは本を持つてるかもしれない。なにを読んだのか忘れたが、夢野久作は読んだことがある。あの、独特の饒舌体で書かれたものではないが、カタカナが意外なところで使はれてゐて、やつぱり夢野久作だなあ、と思つた。最後に「備考」があつて、実際に新聞記事になつてゐたものを書いたことになつてゐるが、どうなんだらう。短い奇妙な話を幾つか集めたもの。大正時代を感じるんだけど、的外れかも。推理小説が探偵小説と呼ばれてゐた時代、江戸川乱歩の時代、かな。

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