2015-11-28

613.〜632.JIN-仁- 1〜20

村上もとか・集英社(used)。たまたま再放送の第一回を見て、面白さうだと思つた。テレビドラマを全部見るのは鬱陶しいので漫画を読むことにしたのだが、全巻揃へるのに手間取つたから二三箇月掛かつたかなあ。やつぱり連載の長い漫画はサイドストーリーが余計だなと感じるものがある。20世紀少年にも、モンスターにもあつたし、古いところではドラゴンボールか。別に目くじら立てるほどのことでもないが。スリの女の子が岡つ引きの親分に陵辱されるところは要らないと思ふ。そもそもかういふシーンが嫌ひで、裸の絵は好きだし、気取つてると思はれると心外なんだけど、人間として許せない行為は見たくないといふだけのことだ。明治維新にかかはるところも、もう少しダイエットしてほしいかな。坂本龍馬に肩入れし過ぎでないかい。白けるね。最後で解せないのは同じ人間が二人存在することになるといふことですね。これを認めたらなんでもありでせう。フィクションだから、漫画だから許されるんですかねえ。こないだhiko8さんにそのことを言つたら多元宇宙といふことでせう、とのこと。章のタイトルにちやんと「その4 二人の仁」つて書いてあるよ、と。確かに。さういふところ読まないんだよね、オレは。漫画の小見出しみたいなものは殆ど読まないので、失礼しました。もう一度読みたいと思ふ作品でした。(「め組の大吾」と「鋼の錬金術師」と古谷実の本を読み返したいんだけど、時間が取れない。)

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