2010-11-21

貴志祐介「青の炎」角川文庫(333・used)読了。倒叙もの。うまい人だ。スラスラと読める。しかし、どうだらう。主人公が身勝手に見えてしまふ。殺す理由がどうにもすんなり受け入れられない。曾根でさへ、ホントにほかに方法はなかつたのだらうか。後味がよくない。「黒い家」のはうが好きだな。

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