2007-05-13

日常の極楽(再読)

玉村豊男・中公文庫
館林の図書館で単行本を借りて読んだのが最初で、その頃は「料理の四面体」を読んで玉村氏にハマつてゐた。続けて借りては読んでゐた。買へなかつたねえ、本が。CDもだけど(だからブランクがあるんだなあ)。これは古本屋で買つたもの。ハレとケ、特にハレガレの話は面白い。それと制ガン剤の副作用で羊の毛を刈るといふ話は、非常に象徴的な日本の現状、日本人の狂気、エゴを示してゐる。これに比べれば、給食費を払はない親がゐるなんて当たり前でせう。

0 件のコメント: