2015-06-24

600.鬼平犯科帳(七)

池波正太郎・文春文庫(used)。こつちはちと時間がかかつてしまつた。(六)のはうは買つて直ぐに読み始め、一気に読んでしまつたのだが。鬼平が実に好い。使ひのものへの心遣ひ、密偵五郎蔵と鶴吉への配慮など。解説を中島梓が書いてゐて、三島由紀夫の「文章読本」で読んだ鷗外の「水が来た」に触れてゐるのには、にんまりしてしまつた。さうなんだよねえ、これが頭の隅つこに残つてるんだよねえ。

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