2012-02-25
2012-02-10
2012-02-06
望月峯太郎「ドラゴンヘッド」1〜10講談社ヤンマガKCスペシャル(433〜442・used)。←ここに「。」を付けたり付けなかつたりしてる。どつちでももいいけど。バタアシ金魚は読んだことはなく、座敷女と鮫肌女と桃尻娘しか読んでない。バイクメ〜〜ンは全部ぢやないけど読んだことがある。で、この人の絵は好きなので長いのを一つ読みたい、と思つてた。けれども、バタアシはなにせ古いから状態が悪く、これはamazonで全巻一括セットで出てたので手に入れた。面白いんだけど、かういふパニックものをなぜ書いたのだらう、といふことばかりが気になつた。二十世紀少年と連載時期が一緒なのか(あとで調べてみよう)。絵は好きなんだけど、残念ながら、もう一度通して読む気にはならないやうな気がする。
2012-01-29
睦月影郎「杜をぬけると」宝島社文庫(432・used)いはゆる官能小説。アポリネールの「若きドン・ジュアンの冒険」(題名が違ふ?)とか「ファニー・ヒル」(吉田健一訳)とか読んでるので、かういふ小説ははじめてではないが、日本のものでは初めてかな。祠を抜けたら400年まへの江戸初期で、といふSF的な展開の官能小説。面白かつたけど、性行為の描写のところ、コピー&ペーストで枚数稼げるんぢやないかと思はせる部分が幾つかありました。もつといろんな人が書いてゐるので読んでみたいと思つた。因みに、なんで睦月影郎かと言ふと、偶然wikipediaで知つたのだが、生年月日が同じなので機会があつたら読んでみたい、と。で、これも偶然BookOffで見つけたもので。
2012-01-27
佐藤雅彦「毎月新聞」中公文庫(431・used)。毎日新聞に掲載されてゐたときに何回か読んだことがあつて、なかなか面白かつた記憶があつた。文庫になつてゐたのは知らなくてBookOffで見つけたので買つた。表紙になつてる「じゃないですか禁止令」。じやないですか、といふをかしな言葉は東海林さだおがずゐぶんまへに取り上げてたと思ふ。因みに毎月新聞のこれは1988.10.21付で、自信はないが、東海林さだおのはうが先ぢやないかなあ。12号「文化の芋がゆ状態」、15号「楽しい制約」、16号「ネーミングの功罪」、28号「三角形の内角の和が180°であることの強引な証明」、34号「真夏の葬儀」などが面白かつた。だんご三兄弟の作者の一人で、いまもNHKの「ピタゴラスイッチ」にもかかはつてゐるさうだ。
2012-01-23
2012-01-22
2012-01-19
2012-01-17
2012-01-14
2012-01-09
2012-01-04
酒井雄哉「一日一生」朝日新書(×4)1年の始まりはやはり大阿闍梨のこの本から。P49「命が残されているっていうことは、今何歳であろうと、まだまだしなくちゃなんないことがあるのとちがうかな」、P81「何をやるにしても「何のために、何をもって」と考える」、常行三昧のあとでP174「習慣っていうのは(毎日立ったまま歩き続けてお経を唱えていると、修行を終えて横になったとき、天井が目の前に立ち塞がる壁に見えた)それくらい人の感覚を狂わせてしまう」「人間のものの見方や心のありようっていうのは、いろんなものでどうにでも左右されちゃうということ」「だから自分から見て、どんなに正しいと思えることでも、もしかしたらいろいろなことにとらわれてそう見えるのかもしれない。自分がどんな立場でそれを見ているのかということをいつもいつも確かめないといけない」。(引用ばかりで著作権に触れるかも)
2011-12-24
2011-12-20
四方田犬彦「「かわいい」論」ちくま新書(423・used)かはいい、は「可哀想」かはいさうの親戚、或は兄弟だと思ふ。オレはこの言葉を連発されるのが嫌ひだ。小さいもの、幼いものに向けられた「かはいい」以外は許せない。優位に立つたヤツが誰かや何かを見下してゐる現場に立ち会ひたくないからだ。かはいい、と一度も口に出したことがないテレビ・タレントがゐるだらうか。日本テレビの、曜日は忘れてしまつたが、なんとか動物園といふ番組でこれを連発する女のタレントがゐて、鬱陶しくて仕方がない。かうした動物が出て来る番組は基本的に嫌ひ(動物虐待ぢやないかとさへ思つてゐる)で、更にこの「かはいい」連呼に呆れ果てて、そのタレントも大嫌ひになつたし、番組も一切見なくなつた。
2011-12-16
貫井徳郎「迷宮遡行」新潮文庫(422・used)「慟哭」が面白かつたので、買つてみた。とつぜんの妻の失踪を追跡するうちに事件に巻き込まれて行く話。暴力団抗争と絡ませなくてもいいんぢやないのかなあ。妻の素性が二転三転して、結果は大胆だけど、動かせないストーリーの骨組みが先にあるからさうなつた、といふ気がする。P54をはりのはうで、電気のメーターボックスにある合鍵を偶然見つける件り。「腹立ち紛れに、メーターボックスを開けてみた。」止むを得ないかも知れないが、出来過ぎでせう。P98妻に似た人と妻と妻の妹と佐久間の妹が入り乱れて区別ができない。終盤(31の部分)の主人公の行動は判らなくもないが、強引な気もした。警察官の兄がゐて、一応は助けられてもゐるワケで、それでも取れる行動だらうか。「天使の屍」でも納得できないところがあつたし、しばらく貫井作品には手を出さないことにしよう。
2011-12-10
2011-12-05
2011-11-20
古谷実「シガテラ」1〜6講談社ヤンマガKC(414〜419・used)。「わにとかげぎす」「ヒミズ」と読んで来て、ぜひ読みたいと思つてゐた。それが全巻揃つて棚にあつたら当然買ふよね。デビュー作の「稲中卓球部」も1を読んだけど続きを読む気にはならなかつた。「ヒミズ」──最近映画になつた──のまへに「僕といっしょ」「グリーンヒル」などがあるが、これらもなかなか全巻揃つて並んでゐることはない。で、「シガテラ」。ごく普通の男が奇麗な女の子に好かれるといふ設定は、「わに」もさう。途中、犯罪が絡んで来るところも似てる。最後の南雲さんとの関係がどうしてさうなの?と思つたが、それもまた青春といふものさ、さういふ意味なのかな。因みにシガテラは食中毒の一種(wikipedia)。
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